休職中に「旅行に行きたい」と思ったとき、そのまま検索する人は少ないと思います。
実際に多く調べられているのは、こういう形です。
- 休職中に旅行に行くのはバレるのか
- 休職中に旅行に行くと処分になるのか
- 休職中にしてはいけないことは何か
つまり、知りたいのは過ごし方ではなく「やっていいのかどうか」です。
先に書いておきます。
この記事は「行っていい」とも「行ってはいけない」とも言いません。
それを判断できる立場にないからです。
書けるのは、私がどうしたかと、本来どこで確認すべきだったかの2つだけです。
私は、休職中に一人で旅行に行きました
結論から書きます。
私は休職している間に、一人で一泊の旅行に行きました。
子どもを一時的に妻に任せて、行かせてもらった形です。
自分ひとりで決めて出かけたわけではありません。
そのときに泊まった宿のことは、別の記事に書いています。
👉 【秩父 一人旅】花湯別邸に2回泊まって分かった良い点と難点|1泊2日リセット旅
正直に書きます。私は事前に確認していません
ここが、この記事でいちばん書きにくい部分です。
私は、旅行に行く前に主治医にも会社にも確認していません。
「確認したうえで行きました」と書けたほうが記事としては収まりがいいのですが、していないものはしていません。
そのうえで、確認できる先はあったということは書いておきます。
これから同じことを考えている方には、私と同じにしてくださいとは言えません。
「行っていいか」を決めるのは、この記事ではありません
休職中の旅行について調べると、「問題ありません」と書いている記事も見かけます。
しかし、この判断は個々の状況によって変わります。
関係してくるのは、少なくとも次の3つです。
① 会社の就業規則・服務規律
休職中にどう過ごすべきかは、会社ごとに定めが異なります。
療養中の過ごし方や連絡方法について、就業規則や休職の案内に書かれていることがあります。
確認先は、就業規則そのものと、人事・総務など休職の窓口になっている部門です。
② 傷病手当金の受給要件
傷病手当金は、療養のために働けない状態であることが支給の条件のひとつです。
この「働けない状態」をどう判断するかは、加入している健康保険組合や協会けんぽが行います。
私が代わりに判断できるものではありません。
そのうえで、はっきり書いておきます。
療養に専念していないと判断された場合、支給が認められない可能性があります。
これは「旅行に行くと支給されない」という意味ではありません。
判断は保険者が個々の状況に対して行うため、一律の線引きが存在しないということです。
心配であれば、加入先に確認してください。確認したこと自体で不利になることはありません。
受給条件そのものについては、こちらに整理しています。
③ 主治医の指示
療養の内容は、主治医が診ている状態によって変わります。
外出や遠出をどう位置づけるかも同じです。
迷っているなら、次の診察のときに聞くのがいちばん早いと思います。
👉 産業医・主治医に状態を正しく伝える方法|我慢して損しないために
私が旅行に行った理由
休職中、私は支出を見直していました。
収入が減るので、当然といえば当然です。
ただ、削るだけにはしませんでした。
お金のかからないものとしては散歩をしていましたし、お金を使ったものとしては旅行と映画がありました。
削ることだけを続けていたら、休んでいる時間がそのまま我慢の時間になっていたと思います。
いま振り返って、あの時間があってよかったと思っています。
これは私の場合の話です。
同じようにしたほうがいい、という意味ではありません。
私にとって旅行は、遊びだけの時間ではなかった
もうひとつ、私が旅行をどう捉えているかを書いておきます。
旅行に行くには、いくつかのことを自分でやる必要があります。
- 計画を立てる
- 予約を取る
- 移動する
- 宿の人とやり取りをする
休職している間、私はこうした行為をほとんどしていませんでした。
予定を立てる機会も、知らない人と話す機会も減っていました。
旅行は、それらが一通りまとまって入ってくる機会でした。
私はこれを、遊びであると同時に重要な作業だと捉えています。
⚠️ これはあくまで私自身の捉え方です。主治医にそう言われたわけではありませんし、旅行が回復に効く、という意味でもありません。療養の内容は人によって違います。
「休職中なのに」という気持ちについて
行っていいかどうかとは別に、行くこと自体に気が引けるという感覚があると思います。
休んでいる立場で楽しんでいいのか、という感覚です。
この種の後ろめたさについては、別の記事にまとめています。
👉 休職中の「何もできない罪悪感」がつらいときに|自分を責めない考え方
まとめ|休職中の旅行について
- 私は休職中に一人で一泊の旅行に行った(子どもは妻に任せた)
- 事前に主治医にも会社にも確認していない
- 判断に関わるのは就業規則/傷病手当金の受給要件/主治医の指示の3つ
「行っていいか」は、この記事では決められません。
決められるのは、就業規則とお勤め先の窓口、そして主治医です。
私に書けるのは、私はこうした、という一例だけです。
出典・参考
※2026年9月時点の情報です。
※この記事は休職を経験した個人の体験に基づくものであり、専門的な助言に代わるものではありません。休職中の過ごし方については、お勤め先の就業規則・担当部門、加入している健康保険組合、主治医にご確認ください。
