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ジャクリ(Jackery)のポータブル電源を防災用に買って数年。「ほぼ使ってない」が正解だった話

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※2026年7月に発生した地震で被害を受けられた方に、心よりお見舞い申し上げます。この記事は、これから備えたい方・すでに購入して保管している方に向けた内容です。

「災害用にポータブル電源って、結局いらないんじゃないか」と迷っていませんか。

私は数年前にJackeryのポータブル電源(Portable Power 240)を購入しましたが、正直に言うと、日常ではほとんど使っていません。

正直に言うと、購入した当時ひとり暮らしだった私にとって、240Whが「絶対に必要だったか」と聞かれると答えは微妙です。実際、数年間ほとんど出番がありませんでした。

ただ、4人家族になった今は、答えがはっきり変わりました。在宅避難で冷蔵庫を止めたくない、と考え始めた瞬間に、ポータブル電源は「あってもなくてもいいもの」から「ないと困るもの」に変わったからです。

つまり「いらない」かどうかは製品の問題ではなく、その人が置かれている状況の問題だ、というのが数年持ってみた私の結論です。

この記事では、数年間ほぼ使わずに保有してきた立場から、「いらない」と言われる理由・いる人といらない人の判断基準・必要な容量の目安を、売る側ではない視点でまとめます。

ジャクリ ポータブル電源 防災用

なお、公式サイトでは時期によってセールが実施されています。購入を検討している方は、最新モデルの価格を確認してみてください。

買ったまま放置していませんか|保管中こそ残量確認を

ポータブル電源は、使わなくても少しずつ自然放電します。買って安心して放置していると、いざ停電したときに残量が足りない、ということが起こりえます。

すでにお持ちの方は、この機会に一度、残量を確認しておくことをおすすめします。

保管中の残量と充電の目安

  • 長期保管は残量60〜80%がおすすめ(Jackery公式)。満充電(100%)でも1年間の自然放電はわずか5%程度とされます
  • 私は3ヶ月に1回、残量チェックと必要なら充電を行っています(カレンダーにリマインダー)

出典:Jackery公式「ポータブル電源の寿命」https://www.jackery.jp/blogs/power-station/jyumyou/保管の推奨値は機種により異なる場合があるため、お手持ちの取扱説明書もあわせてご確認ください。

いま確認しておきたいチェックリスト

  • □ 本体の残量(60〜80%を目安に。少なければ充電)
  • □ 保管場所(玄関・廊下など、停電時にすぐ手が届くか)
  • □ 付属の充電ケーブルの所在(本体とセットで保管できているか)
  • □ スマホ充電ケーブルの規格(自分の端末に合うケーブルが手元にあるか)

240Whで実際にできること・できないこと

停電時にイメージしやすいよう、私の所有する240Whでできることを整理します。数値は製品スペックに基づく目安です。

  • できる:スマホ約10回の充電/LED照明・ラジオの使用
  • できない:AC出力200Wまでのため、調理家電や冷蔵庫は動かせません(大容量モデルが必要)

「何が動いて、何が動かないか」を先に知っておくと、停電時に慌てずに済みます。容量ごとの目安は後述の表で解説します。

Jackeryは信頼できるメーカーか|防災用に選ぶ前に確認したこと

検索でも「ジャクリ どこの国」と調べる人が多いのですが、Jackery(ジャクリ)は2012年に米国カリフォルニアで創業したポータブル電源の専業メーカーです。日本法人(株式会社Jackery Japan)があり、日本市場向けの製品を展開しています。

ブランドと開発は米国発ですが、製品の製造は中国・広東省深圳市にある自社工場で行われているとされています。外部の工場に委託するのではなく自社の工場で生産している点は、品質管理を考えるうえで私が見ているポイントのひとつです。国内は日本法人がサポートを担当する体制で、「海外メーカーは不安」という方も、ジャクリー(Jackery)は日本語のサポート窓口と製品保証がある点は安心材料になります。

防災用として重要なのは、以下の日本仕様への対応です。

  • 正弦波(PURE SINE-WAVE)出力:炊飯器・冷蔵庫・電気毛布など、家庭用の精密家電がそのまま動く
  • 日本仕様の100V:変換不要でコンセント機器が使える
  • 安全認証済み・2年間の製品保証
  • 無料配送

私の所有する240にも本体前面に「PURE SINE-WAVE 100V 60Hz」と明記されており、日本の家電を安心してつなげる設計です。

防災用として選ぶうえで、私が安心材料にしているのは次のような第三者評価・実績です。

  • 一般社団法人 防災安全協会の「防災製品等推奨品」認証を取得している
  • 株式会社JVCケンウッドとの業務提携(商品開発など)がある
  • 世界累計販売台数は700万台超とされる(2018年1月〜2026年3月末・公式)

主な安全認証は、防災製品等推奨品認証・国連輸送試験(UN38.3)・付属ACのPSE対応・北米のUL2743/FCC・EUのCE/RoHSなど。用途に応じた安全基準に順次対応しています。

※これらは製品選びの判断材料であり、災害時の動作を保証するものではありません。3ヶ月に1回の充電チェックなど、日頃の備えが前提です。

実機レビュー:Portable Power 240を数年保管して分かったこと

ジャクリ 240 実機レビュー 正面

私が持っているのはエントリーモデルの240Whです。数年間、ほぼ「防災用の置物」として保管してきた実感は以下の通りです。

  1. 片手で持てる軽さ(約3.1kg):大型ハンドル付きで、女性や子どもでも避難時に持ち出せる
  2. 残量が減りにくい:数ヶ月放置しても残量表示の低下はわずか。いざという時に空になっている心配が少ない
  3. メンテは3ヶ月に1回の充電チェックだけ:私はカレンダーにリマインダーを入れています
  4. 操作がシンプル:DISPLAYボタンで残量確認、出力はUSB×2・AC×1・シガーソケットの3系統。説明書なしでも迷いません

防災グッズは「電池切れで使えない」「使い方が分からない」が典型的な失敗ですが、ポータブル電源は普段のコンセント充電だけで維持でき、操作も直感的です。

保管場所は玄関や廊下など、停電時にすぐ手が届く場所がおすすめです。大型ハンドル付きなので、いざという時も片手で持ち出せます。

▼ 我が家が数年保有しているのは、この240Whモデルです。

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ポータブル電源が「いらない人」と「必要な人」の判断基準

「ポータブル電源はいらない」という声には、きちんと根拠があります。私自身、数年間ほとんど出番がないまま保管してきたので、その感覚はよく分かります。

よく挙がる「いらない理由」を、私が実際にそう感じたかどうかで正直に仕分けすると、こうなりました。

  • 電気はすぐ復旧する:私が経験した停電は、いずれも数時間で復旧しました。この指摘はもっともだと感じます
  • 買っても使わずに終わる:完全にその通りでした。数年間、充電チェック以外にほぼ出番はありません
  • 値段が高い:容量が大きくなるほど価格も上がります。「使わないかもしれないもの」への出費として、迷って当然の金額だと思います
  • モバイルバッテリーで足りる:スマホの充電だけが目的なら、そのとおりだと思います
  • 置き場所を取る:これは容量次第でした。240Whクラスなら玄関の隅に置ける程度で、私はあまり気になっていません
  • 処分が大変:私はまだ手放していないため実体験としては分かりません。リチウムイオン電池は自治体によって回収方法が異なるため、購入前にメーカーの回収対応を確認しておくと安心です

こうして並べてみて分かったのは、「いらない」かどうかは製品の性能ではなく、その人が置かれている状況で決まるということでした。

「いらない」寄りの条件「必要」寄りの条件
ひとり暮らし家族の人数が多い
停電時は避難所へ移動できる在宅避難を想定している
過去の停電が数時間で復旧している数日単位の停電・断水を想定している
目的がスマホの充電だけ冷蔵庫の中身を守りたい
モバイルバッテリーで間に合っている小さな子どもや高齢者と暮らしている
※私が自分の状況を整理するために使った目安です。電気を必要とする医療機器を自宅で使用している場合は、必ず機器メーカーや主治医にご確認ください。

私は購入当時、左側の条件にほぼ当てはまっていました。だから数年間、使わないままだったのだと思います。

ところが4人家族になり、在宅避難で冷蔵庫を止めたくないと考えた時点で、右側へ移動してしまいました。同じ製品でも、必要かどうかの答えが変わったわけです。

そして右側に移ると、次に迷うのは「買うかどうか」ではなく「どれくらいの容量が要るか」になります。私の240Whでは足りなくなるからです。

容量はどう選ぶ?240Wh〜2000Whの目安

Jackeryは用途に応じて複数の容量帯から選べます。防災目的なら「誰の・何日分の電力が欲しいか」で考えるのが分かりやすいです。

容量目安向いている人
240Wh(私の所有機)スマホ約10回充電・照明一人暮らし/最低限の連絡手段確保
1000Whスマホ+PC+照明を2〜3日夫婦世帯
1500Wh上記+小型家電子どもがいる家庭
2000Wh冷蔵庫・電子レンジも稼働可家族4人・在宅避難想定
※稼働時間は使用機器の消費電力により変動します。

正直な感想として、240WhはAC出力が200Wまでのため、スマホ・照明・ラジオには十分ですが、調理家電や冷蔵庫は動かせません

我が家は4人家族になった今、在宅避難で冷蔵庫を止めないことを考えると、次に買い足すなら大容量の2000Whクラスだと考えています。

▼ 我が家が使っているのは240Whで、2000Whクラスは使っていません。家族世帯の在宅避難を想定するなら、こちらのクラスが目安になります。

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ポータブル電源にソーラーパネルは必要か|SolarSaga 60を数年持って考えたこと

ジャクリ ソーラーパネル SolarSaga 60

先に書きます|ソーラーパネルが「いらない」ケース

セットで持っている私が言うのも変ですが、ソーラーパネルは誰にでも必要なものではないと思っています。次のどれかに当てはまるなら、まずは本体だけで十分ではないでしょうか。

  • 想定している停電が数時間〜1日程度:本体に蓄えた分で足ります。パネルの出番はありません
  • 日当たりを確保できる場所がない:ベランダや庭がなく屋外に広げられないなら発電できません。買っても置物になります
  • 展開・片付けの手間が面倒に感じる:パネルは完全に広げないと発電しません。「面倒だから出さない」となる人は、結局使わないと思います
  • 車や職場など、外で充電できる当てがある:シガーソケットなどで充電できるなら、優先度は下がります

それでも我が家がセットで保有している理由

我が家ではソーラーパネル「SolarSaga 60」もセットで保有しています。ポータブル電源単体の弱点は「使い切ったら終わり」なこと。数日以上の長期停電では、太陽光で充電できる手段があるかどうかが決定的な差になります。

実物を保有して分かったポイント:

  • 最大68W出力・折りたたみ式:展開時535×855mm→収納時は約半分(535×425×35mm)になり、防災用品として省スペースで保管できる
  • 接続はケーブル1本:背面ポケットのケーブルをポータブル電源のINPUT端子に挿すだけ。説明書いらずの簡単さで、停電時に慌てない
  • パネル自体にUSB-A/USB-Cポート搭載:ポータブル電源を介さず、スマホを直接充電することも可能
  • 注意点:パネルは完全に展開しないと発電せず、一部が陰になると発電量が大きく低下します。ベランダや庭など日当たりの確保が前提です
ジャクリ ソーラー充電

「電源+ソーラーパネル」の2点セットにしておくと、晴れていれば停電が長引いても、最低限のスマホ・照明用の電力を確保できる可能性が高まります。発電量は天候や設置角度に大きく左右されるため万能ではありませんが、数日以上の停電まで想定するなら、セットで考えておく価値はあると感じています。

▼ 我が家が保有している「240Wh + SolarSaga 60」と同じ構成のセットです。

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口コミ・評判はどう見るべきか

「ジャクリ ポータブル電源 口コミ」で調べると、高評価が多い一方で気になる声もあります。所有者として補足すると:

  • 「大容量モデルは重い」→事実です。ただし防災用なら基本は据え置きで、頻繁に持ち運ばないので実害は少ない。持ち出し重視なら私のような240〜数百Whクラスとの2台体制も手です
  • 「価格が高い」→セール時期(大型連休・年末など)を狙うと割引されることが多いです
  • 「充電できない」というトラブル報告→多くはケーブル・入力の確認で解決するケース。2年保証があるため、初期不良にも対応できます

よくある質問(ジャクリ ポータブル電源)

ジャクリー(ジャクリ)はどこの国のメーカー?

米国カリフォルニア発(2012年創業)のブランドで、製造は中国・広東省深圳市の自社工場とされ、日本法人が国内サポートを担当します。

ジャクリ(Jackery)の読み方は?

「Jackery」は「ジャクリー」と読みます。日本では「ジャクリ」と表記されることも多く、どちらも同じブランドを指します。ブランド名は「jacket(ジャケット)」と「battery(バッテリー)」を組み合わせた造語とされています。

大容量モデルは重くて後悔しませんか?

2000Whクラスは20kg前後と重めですが、防災用は据え置きが基本なので実害は小さいです。持ち出し重視なら240〜数百Whとの2台持ちが現実的です。

どのくらい放置しても大丈夫?メンテは必要?

目安は3ヶ月に1回の充電チェックです。新しいモデルには自然放電を抑えるモードやUPS機能を備えた機種もあります。

「充電できない」という口コミは本当?

多くはケーブルや入力端子の確認で解決するケースです。2年間の製品保証があるため、初期不良にも対応できます。

防災用は何Whを選べばいい?

一人暮らしは240Wh〜、家族の在宅避難で冷蔵庫まで動かしたいなら1000〜2000Whクラスが目安です。

少しでも安く買う方法は?

大型連休・年末や、公式サイトの大型セール時期が狙い目です。クーポン配布と重なる時期はさらに割引率が上がる傾向があります。

まとめ:防災用ポータブル電源は「使わない保険」

  • ジャクリは米国発・日本法人ありの専業メーカーで、正弦波・100V・2年保証と防災用途に必要な条件が揃っている
  • 一人暮らしなら240Wh、家族世帯の在宅避難なら1500Wh〜2000Whクラスが目安
  • 購入後は3ヶ月に1回の充電チェックだけでOK。「ほぼ使わない」状態こそ防災備蓄としての正しい姿
  • 長期停電に備えるなら、ソーラーパネル(SolarSaga 60等)とのセット保有で電力を自給できる

停電は起きてからでは備えられません。我が家では数年間「使わないまま置いてあること」に安心を感じています。

▼ 我が家の保有モデル(240Wh)です。価格と在庫は楽天で確認できます。

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