休職初期は何をすべき?「不安うつ病」と診断された私が、心身をリビルドするために守った「したこと」と「しないこと」

仕事

はじめに

休職期間に入って2週間ほどが経ちました。普段のルーティンから一旦離脱した生活を送っています。最初は離脱してしまった罪悪感も一定ありつつ、休養期間をどのように過ごすか戸惑いました。しかし、職場のことを杞憂しても何も状況は変わらないため、ある程度この状況を割り切って過ごすことが重要だと気づき比較的伸び伸びと生活を遅れています。そもそも「不安うつ病」と診断されたものの、比較的軽度な方に分類されるので少し前提が異なる方もいるかもしれませんのでその点ご理解ください。

本記事は、休み期間に入ったものの「業務を引き継いだけど自分が抜けた分、逼迫していないだろうか?」と職場に残った同僚を心配してしまっている方や、「どんなことをして過ごせばいいの?」と悩んでいる方へのヒントになれば幸いです。

休職直後のあなたへ|「何もしない」が最初で最大の仕事

「会社への申し訳なさ」をどう処理するか

何かしらの病気や怪我で余儀なく仕事を休むことになってしまった場合、多くの人は「申し訳ないなぁ」「自分が抜けた分周りに迷惑がかかってしまう」という罪悪感が生まれてしまうことは自然な心境だと思います。

ただ、休職だけではなく、転職による人材の流出なども一定発生するイベントではあるので抜けても大丈夫な体制・組織に会社側がしておくべきだと考えます。そもそも、あなたが抜けて業務に支障をきたしてしまうのであれば、個人に依存しすぎな不安定な環境で整備されていない会社と捉えることもできます。また、それほどあなたが抜けた穴が大きい(重要な業務を任せていた)のであれば尚のことあなたを通常運転できる状態にまでしっかり治す環境を用意してあげるべきです。

ほとんどの組織はあなたが思っている以上に堅牢であり、自分がいなくても進んでいくものです。その事実をポジティブに受け取って良いと思います。会社にとってのあなたは良くも悪くも組織の中の一つの単位でしかないので代替が効くようにできています。

会社との接点を断つ(会社スマホ、PCを開かない)

休み始めた当初、私は見たくなる気持ちは一定ありました。その気持ちを抑えて、会社から貸与されているスマホ、PCは見ないようにしています。具体的にはスマホに入っているメールやTeams、Slackなどのコミュニケーションアプリ通知をオフにして、すぐに目に付かないところに置きました。人事からも私が触ることを禁止されており、現場のメンバーにも同様の旨を伝えています。休職者に対する最初のフェーズとして「職場から切り離し、休養を与えること」という会社のルールがありそれに則っているようです。※あなたが所属されている会社のスタンスによって若干差はあるかもしれませんのでご確認ください。

注意点

FacebookやLINEなどのSNSでプライベートで会社の人とつながっている方もいるかもしれません。その場合、休職期間中のSNSへの投稿は控えた方がベターです。私も上長とFacebookでつながっていてこの状態に当てはまっています。

理由として、休養期間中に出かけたり、何か料理などを投稿してしまうと「あなたが休んだ分の業務を引き継いで、こっちは大変な思いをしているのに…」といった反感の気持ちを抱いてしまう職場の方もいる可能性があるからです。リフレッシュとして必要な行動ではある認識なので家に閉じこもって何もしてはいけないわけではなくあくまで同僚や上司とSNS上でつながっていた場合、どのように受け取られてしまうかを想像しておきましょうという意図です。大っぴらには出さないよう注意しましょう。

ただし、私の場合は個人が特定できない状態のコミュニティにおいて、休職に関するトピックや日常の呟きなどは実施しています。発信することで自分が何かをやっているという能動的なアクションをすることは一定有効だと考えます。

実録|不安うつ病の私が過ごした「したこと」の2つの軸

「快」の感情を取り戻す気晴らし

散歩&外食

近所の公園経由で隣駅まで散歩することを実施しています。外食とセットで歩いた分のご褒美として行きたいラーメン屋さんなどを目指すようにしています。軽い運動にもなり運動不足も解消できます。また、散歩をすることで「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンも分泌され、精神の安定や安心感、リフレッシュ効果をもたらしてくれると言われています。

映画

映画も現実から一時的に離れることができるコンテンツなのでリフレッシュできます。最近は鑑賞料金が値上がりしており少し敬遠されがちですが、平日割などのサービスがある映画館であれば割安で購入できるので観たい映画があれば平日枠で予約することをお勧めします。土日のように混雑もしておらず快適に鑑賞できるはずです。

私はちょうど公開していた閃光のハサウェイを観てきました。大きなスクリーンで綺麗な海の描写や迫力のある戦闘シーンを観て世界観に浸ることができました。※内容が難しかったので終わってから解説動画などを終わってから観ていました。

旅行

旅行は普段の生活圏とは全く異なる地域で過ごすので、気分転換できる要素の一つと考えます。元々私が1人でフラッと旅行するのが好きだったので妻に1泊旅行の許可をもらいました。冒頭にも注意点としてお伝えしましたが、旅行記として食事や風景、旅館をSNSに投稿したくなる気持ちが湧いてくると思いますがそこはグッと堪えつつ、身バレがしないコミュニティで投稿する程度にとどめましょう。

私は、関東近郊で温泉付き客室のある旅館でのんびり旅行を予定しているのでまたその時の心境やグルメなどを掲載できればと考えています。

家族との時間

休職する前、平日は残業などもあったのであまり家族との時間が取れない状態でした。それが休職に入ってから晩御飯を作ったり、一緒に食べる時間が確保されるようになりました。また、日中は1歳の次女と過ごす時間が増えました。寝かしつけなどは大変ではありますが、家族との貴重な関わりが増えて充実した時間を過ごしています。

「サードプレイス」で社会と繋がる

社外のコミュニティ

うつ病になる少し前に会社とは全く関係のないとあるコミュニティに所属しており、普段交流することのないフリーランスや自営業の方と関わることがあり、新鮮な経験・情報が聞ける場所があります。ある日雑談の会に参加し、そこでうつ病になったことをカミングアウトしましたが暖かく受け入れてもらえたので安心できる場所として機能しています。第三者のコミュニティを持っておらず会社だけに依存するのはリスクがあって、いざという時に逃げ場所がなくなってしまいます。コミュニティの理念という前提で繋がっているメンバーである点、そこまで私との距離が近くない(利害関係がない)点が程よい具合にワークしていると感じたエピソードでした。

補足ですが、宗教的な考えを強要してきたり、高額な壺や情報商材などを買わされることはありませんw

産業医面談

会社の規定で月に一度面談を実施することとなっており、先日第1回目の面談を実施しました。他にもうつ病の方に対するケアはされてきているのでどういった復帰のプロセスが良いのか、自分の状態は他の方と比べてどのような状態なのかなど、客観的な立場としてサポートしてもらえる存在としてのアドバイスをもらえることはありがたいと思います。

正直なところ、メンタル系の症状は「どうなったら治るのか」の判断基準が難しいので外からの評価を参考にしつつ回復に努めます。

おわりに

今は一時撤退し治療に専念して再起を図りましょう!

あなたは、側から見ると「社会から離脱してしまった人」というイメージを抱かれていると思ってしまうかもしれません。しかし、うつ病はいつどのタイミングでかかるかわからないすぐそばにある現代病と私は捉えています。

今は一旦仕事のことは頭の中から追い出して、割り切って気晴らしすることをお勧めします。正常ではない精神状態で会社のことを考える、業務に取り込んでしまうと中途半端な状態が続いて治癒にも時間がかかってしまい、病を悪化させてしまう可能性も十分に考えられるので後々に響いてしまいます。離脱してしまった後は会社や現場のメンバーがなんとかしてくれる、現場に復帰してからその恩を返せばいいというマインドでいれば問題ないと思います。私も幾ばくかの罪悪感はあるので復帰した後に巻き返そうと考えています。いつ復帰できるかはまだ確定していませんが、今はしっかりと療養に努めています。

過去に職場の先輩や同僚がうつ病や適応障害で離脱した姿を見てきました。まさか自分もうつ病と診断されるとは夢にも思いませんでした。私は比較的メンタルは強い部類の人間という自認でしたが、状況や環境によって誰にでもなり得るものと身をもって認識を改めることができました。また、うつ病は治ったかどうかが明確に判別することが困難な病です。風邪のように咳が収まった、熱が下がったというようにわかりやすく治った兆しを捉えることが難しいので丁寧に治療に専念する必要があると考えます。

もしあなたがうつ病にかかってしまい、気持ちの整理がついておらずどのように回復までのプロセスを進んでいけばいいのかに悩んだりされているのであれば、ここにある私の経験が何か助けになれば幸いです。

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